【大外刈りVol.2:引き手は2段階で崩せ】
大外刈りの引き手、ただ真後ろや横に引っ張っていないか?
それでは相手に耐えるスペースを与えてしまいます。
実戦における大外刈りの引き手は、「2段階の物理」で機能します。
💡引き手の「2段階」プロセス
1. 動画冒頭:
引き手を高く「引き上げ」、相手の重心を浮かせて懐に潜り込む(密着を作る)。
2.フィニッシュ
(ランドマインの局面):
軸足を踏み込んだら、引き手を自分の脇腹(斜め下)へ一気に引き下ろし、相手の回転軸を破壊して床へ叩き落とす。
この一連の「力の伝達効率」を極限まで高める3ステップのウエイトです。
🔥大外の引き手を強化する3大メニュー
①ベントオーバーロー
(絶対的パワー)
まずは重力に対して背中全体の最大出力を引き上げる。
②シングルレッグRDLロー
(床反力の連動)
大外を仕掛ける瞬間は左足1本(支持脚)になる。
「左足の裏で地面をグリップする(床反力)」→「臀筋・ハム」→「体幹」→「左の引き手」へと、エネルギーを一滴も漏らさずに伝えるキネティックチェーンを体に叩き込む。
③ランドマイン・ローテーションスラッシュ
(爆発的崩し)
鋭いステップの「急ブレーキ」で得た移動エネルギーを、体幹の回旋を通して斜め下への爆発力へシフト。
下に向かって振るため重力には逆らっていないが、目的は【最下点での急停止(エキセントリック剛性)】
引き下げた瞬間に自分の脇腹で負荷を受け止める強さを作ることで、相手のウエイトに絶対に引っ張り返されない引き手が完成する。
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【大外刈り・釣り手編Vol.1】
大外刈りの釣り手は、「押す」な。「背中で引き寄せろ」。
指導現場でよく耳にする「もっと釣り手で押せ!」というアドバイス。
実はバイオメカニクス的には、自分で相手とのスペースを作ってしまい、刈り足が届かなくなる原因になります。
大外刈りの本質は、相手を自分の胸骨(中心)へガチッと固定する「近位固定(パッキング)」。
上から下へのウエイト(垂直負荷)ではなく、正面から迫る相手の圧力(水平負荷)に打ち勝つために、あえて「ケーブル」や「ランドマイン」で斜め・水平のベクトルに過負荷をかけます。
1️⃣体幹の剛性
相手の抵抗にびくともしない体幹の壁を作る
2️⃣密着の強化
「押す癖」を消し、背中で引き寄せて隙間のない密着を作る
3️⃣実戦連動
左足の踏み込みの慣性を、一瞬で釣り手の剛性に変換する。肘を後ろに抜かず、胸の前で「最強の密着ロック」を完成させる。
腕力で強引に投げるな。
正面からのベクトルをコントロールし、背中で吸い付く大外刈りを手に入れろ。
感覚を言語化し、動作を科学せよ。
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【Vol.3 なぜ技に「キレ」がないのか】
柔道の「技のキレ」は、腕力ではなく体幹の「バネ」。
技に入っても相手が残ってしまう。
その原因は、腰と胸が同時に回る「丸太のような動き」になり、体幹のパワーをロスしています。
相手が反応できない爆発的なキレを生むのは、上半身と下半身の「時間差(タメ)」。
1️⃣パロフプレス
ブレない「軸(剛性)」を固め
2️⃣ランドマイン
下半身を先行させて体幹に「タメ」を作り
3️⃣メディシンボール
引き伸ばされた筋肉を「一瞬で最大剛性(バネ)」に変えて爆発させる
ガチガチに固まるだけでは力は伝わらない。「タメて、一瞬で剛体化する」からこそ、相手が勝手に飛ぶような一本が完成します。
Vol.1(釣り手)、Vol.2(引き手)、そして今回のVol.3(回旋)。
すべてのピースが揃ったとき、あなたの柔道は「科学」に基づいた「一本」へと進化します。
感覚を言語化し、動作を科学せよ🥋
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【Vol.2 連結の科学】
柔道の引き手は腕の力ではなく、背中との「連結」
「引いているのに相手が動かない」
その原因は、腕だけで引こうとして、力が末端で止まっているからです。
大切なのは、広背筋を活性化させ、体幹と腕を一つの「剛体」にすること。
1️⃣平行立ちで「背中で引く」軌道を脳に教え
2️⃣スプリット姿勢で軸足(右足)の力を背中へ繋ぐ
3️⃣アイソメトリックで連結のスイッチを入れ「背中で握る」
近位(広背筋)の固定こそが、遠位(指先)の握力を最大化させる唯一の方法です。
指先で引くのをやめ、背中で相手の重心を支配せよ。
組み手は、感覚ではなく「連結の科学」です。
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「感覚」で語られがちな組み手を、誰もが再現できる「科学」へ。
柔道の現場でよく聞く「しっかり持て」という言葉。
その「しっかり」の正体を言語化すると、
【近位固定・遠位可動】という答えに行き着きます。
柔道において「組み手を切られる」最大の原因は、握力不足ではなく肩甲骨(近位)の固定力の欠如にあります。
指先という「遠位」の力に頼るほど、動作の安定性は失われ、エネルギーロスが生まれます。
重要なのは、前鋸筋を活性化させ、肩甲骨を胸郭にパッキングすること。
釣り手が強くなれば、背負い投げの「浮かし」の精度が劇的に変わる。
相手を浴びせ倒すパワーは、末端ではなく根元の安定が生み出すものです。
選手たちが怪我なく、最短距離で強くなるために。
「動作の原理原則」を伝え続けます。
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#柔道 #組み手 #前鋸筋 #背負い投げ
【内股を科学するVol.3:実戦・爆発編(完結)】
Vol.1で土台を固め、Vol.2で連動を繋いだ。
最後はその全てを『爆発的出力』へ昇華させます。
1.ラテラル&フォワードホップ:
多方向の慣性を一瞬で止める『剛体』の軸足を作る。止まれない軸足に、投げの威力は宿りません。
2.レジステッド内股:
動的運動制御の観点から、高負荷環境下での運動パターンを固定。相手の防御を突き破る貫通力を養います。
3. メディシンボールスロー:
競技特異的動作の最終段階。全神経・全筋群を、内股という一つの物理現象に統合する。
『なぜ投げられるのか』を知る者が、畳の上を支配する。
三部作、これにて完結。
理論を武器に、さらなる高みへ。
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#柔道 #トレーニング #内股 #動作分析
【内股を科学する:Vol.2 回旋パワー伝達編】
軸足で耐えても、上半身に伝わらなければ相手は浮かない。
内股の「キレ」を決定づけるのは、軸足の剛性を回転力に変える『エネルギー伝達』の精度です。
重要なのは、腰を回すのではなく『胸郭』を回し、体幹でその力を逃がさないこと。
本日のトレーニングメニュー
1️⃣胸郭の分離
相手を「釣り手」で高く持ち上げた状態をバーベルでシミュレーション。下半身を固定し、腕の挙上位を維持したまま胸郭を回旋させる。
これが「空中でのもう一押し」を生む。
2️⃣斜連鎖の統合
対角線上の連動を強化し、引き手と釣り手の出力を体幹で一本にまとめる。
3️⃣爆発的変換
ステップを軸足の剛性で受け止め、一気に回転エネルギーへ転換。
「ブレーキこそが加速の源」である。
「なぜ投げられるのか」の理屈が分かれば、稽古の質は劇的に変わります。
いよいよ次回、シリーズ完結。
全ての要素を内股の完成形へと統合する
【Vol.3:実戦・爆発編】をお見逃しなく。
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【内股を科学する:三部作 Vol.1 軸足の剛性構築】
内股で相手を高く跳ね上げるために必要なのは、強靭な筋力だけではなく、動作の「ブレーキ能力」です。
多くの選手が「踏み込んだ力」を逃がしてしまっています。
重要なのは、前方への加速を「足部の剛体化」によって一瞬で受け止め、それを回転エネルギーへと転換すること。
今回は、その土台となる4ステップを公開します🔥
1️⃣アダクターによる骨盤のセット
2️⃣股関節中心位での支持力構築
3️⃣軸足の固定と刈り足の「分離」
4️⃣クロスオーバーによる「剛体化」とエネルギー変換
特に3つ目の「分離」ができて初めて、軸を崩さずに鋭く刈ることが可能になります。
次回、この剛性を上半身へ伝える【Vol.2:回旋パワー伝達編】を公開予定です。
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【完結】全ての動作が、柔道の「一本」に繋がる。
腕立て伏せを単なる補強で終わらせない「動作訓練」を説明します。
🔹突っ込み腕立て:押し切る瞬発力
🔹前方プライオ:床反力の前方変換
🔹手押し車(ジャンプ):軸を崩さない3D剛性
これらは別々の練習ではありません。
全てが連結したとき、身体に「キレ」が生まれます。
最後に流れる4分割の映像を見てください。
どのトレーニングも、実戦の「投げ」のパーツを作っています。
鍛えるべきは筋肉の太さだけではなく、出力の「質」。
動作を科学して、柔道を変える。
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#柔道 #腕立て #パフォーマンス向上 #アスリート
「筋力」を「柔道」へ変換する、科学的アプローチ。
なぜ、ウエイトトレーニングの数値が上がっても、技のキレに直結しないのか?
それは、競技の文脈に沿った「力の伝達効率」が欠けているからです。
今回は、「腕立てシリーズ第2弾」
🔹 大外刈り:爆発的推進の科学
【前方ホリゾンタル・プライオ】
大外に必要なのは垂直跳びの力ではなく、水平方向への出力。
足首を瞬時に剛体化(Stiffness)させ、床反力をロスなく前方へ。
「最初の一歩」で相手の懐を殺す推進力を構築します。
🔹 背負い投げ:三次元剛性の極意
【3Dロコモーター・プッシュ】
ジャンプ中の一瞬、身体は全方向(3D)からブレの脅威にさらされます。
両手で着地衝撃を支配するこの動作は、空中での体幹連結能力を訓練し、背負い投げの際、相手の体重を受けても軸が潰れない「密着の強さ」を作ります。
筋肥大より、動作の質。
理屈がわかれば、体は変わる。
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場所
カテゴリー
住所
京都市伏見区深草西浦町8-107 宮田ビル2階
Kyoto-shi, Kyoto
6120029
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