18/09/2026
ロードバイクメインの方が
オフロードで陥りやすいのがこちら。
『上りでロックアウトしないほうがいい理由』
己の体力と機材の限界に挑む、国内屈指のオフロード・ロングエンデューロ対策
サグの量は
フロント 15%
リア 25%
登り区間ロックアウト(完全に固定)機能がある場合は多用したくなりますが、登りは路面が荒れているため、完全にサスペンションが動かなくなるとタイヤが跳ねてトラクション(路面を捉える力)が抜けてしまいます。
ミディアムモードにするか(2027年モデル、この部分が素晴らしく性能が向上しています。ペダリング時には無駄な動きをせず、衝撃に対しては最小限のストロークで仕事をこなします。)、低速コンプレッション(LSC)を強めにかけて、ペダリングの影響を抑えながらも、大きな段差には追従できる状態を作るのがベストです。
・リバウンド設定の方向性
実はこれができていない方が多いのです。
やや速め(弱め)に調整してください。
リバウンドが遅すぎると、1つ目の石の衝撃で縮んだサスペンションが戻り切る前に2つ目、3つ目の石に乗ることになり、サスペンションがどんどん縮んだままになっていきます。縮んだ状態になると普段動いている衝撃の入力では反応できなくなります。こうなってしまうとサスが機能することができず、腕上がりやパンクを招きます。
推奨リバウンド設定よりも1~2クリック速め(弱め)の設定にし、インナーチューブが縮んだ状態から、ほぼ瞬間的に戻るけれども、車体は跳ね上がらない限界の速さを狙って調整してください。
弱めのリバウンドは路面追従性も向上させることができます。ただバイクの姿勢変化が大きく、速くなることに注意してください。
ウェットコンディション(雨天時)の対策
雨によるウェット路面が予想されます。消耗を防ぎ、滑りやすい路面でトラクションを稼ぐために、ドライ時よりも「弱めのコンプレッション」「弱めのリバウンド」に設定し、サスペンションをしなやかに動かすのがセオリーです。
・安易にボリュームスペーサーなどを追加してサスペンションのストローク特性(常用域)を変えてしまうのは、本番での挙動の違和感に繋がるためおすすめしません。
・事前練習の段階でボトムアウトしない硬さをしっかり見極め、レース中は泥の水たまり(中に深い穴や岩が隠れているリスクがある)をできる限り避けるライン取りを意識してください。
トラクションを効率良く得るためのライディングポジション
ウェット時は、ドライの時よりもさらに後輪荷重(後ろ)を意識したポジションを取ります。これは駆動輪のスリップを防ぎ、安全に下るために極めて強力な基本戦略となります。
登り(シッティング): サドルの後方に深く荷重し、タイヤを地面に押し付けるように綺麗に回します(斜度に応じて、フロントが浮かないよう上体は軽く前傾させます)。
下り(スタンディング): お尻を後ろに引いて(ヒップバック)前転リスクを抑え、リアのグリップを確保します。ただし、腕が伸び切るほど後ろに引きすぎると前輪の荷重が抜けて滑るため、適度にフロントへも荷重を残せるニュートラルな位置を探ってください。
基本的なことなのですが、標高差の激しいレースです。
スタート地点で標高約900m、空気圧の管理はしっかりと。
現場での空気圧の確認をお忘れなく。