24/08/2026
地球温暖化を抑える方法の一つとして、太陽光を反射する粒子を成層圏に散布する「成層圏エアロゾル注入(SAI)」が議論されていますが、この方法にはオゾン層や大気の循環への影響が懸念されています。
地球システム領域の秋吉英治シニア研究員らは、世界の5つの化学気候モデルを比較し、SAIによる影響を調べました。その結果、キーとなるプロセスの影響が現れる場所についてはモデル間でよく一致する一方、影響の大きさにはまだ不確実性が残ることが分かりました。
今回の成果は、将来こうした技術を議論する際に、そのリスクや不確実性をより正確に評価するための科学的基礎となるものです。
詳しくはこちらの論文をご覧ください。
Middle atmosphere chemical and dynamical effects in the CCMI-2022 stratospheric aerosol injection scenario
https://doi.org/10.5194/acp-26-11207-2026
#気候変動 #地球温暖化 #オゾン層 #大気化学
Abstract. Stratospheric aerosol injection (SAI) could slow surface warming, however, potential side effects include changes in stratospheric ozone and changes in regional surface temperatures and precipitation resulting from tropical lower stratospheric warming. Previous multi-model studies have rep...